俺達はホバリング・ノラを仕留めた後、すぐに”ぐんかんサウルス”と”ダイダロス”を仕留めた。両方共、火力と装甲自慢のデカブツ戦車タイプだったが、賞金でタップリと改造したこちらの戦車の方が火力も装甲も遥かに勝っていた。
その後、それより大分ランクが落ちるが、残っていた二体の賞金首も狩った。これでこの地域にのこってる賞金首はただ一人、テッド・ブロイラーだけだ。
メルトタウンで得た情報によると、東の滝の上流に大破壊前の企業の施設がある。恐らくそこを拠点にしているはずだ。
滝の上流には、山間に大破壊前の施設があり、そこをまた人間狩りどもが関所にしていた。
警備が今までにないくらい厳重だった。本拠地は近いだろう。俺達はそこの連中を皆殺しにし突破した。
その先は巨大な港になっており、その中心に巨大な大破壊前の施設があった。恐らく大破壊直前のものだろう。
中にはグラップラーと警備システムがごちゃごちゃいたが、大した障害ではなかった。
俺達はどんどん地下に下っていった。唐突に奴がいた。テッド・ブロイラーだ。
俺達が戦車を降りざる得ないところで、奴は俺達を待っていた。
相変わらず―10年前と同じ、狂ったあの目を俺達にむけ、もうすぐ不死になるだのどうのと、言っていた。
あの時と違い、俺は何の恐怖もなく、冷静に戦闘に入った。
俺とガーランドはいつも通りヨコズナオーラの為に集中し、レミントンは俺達に自動治癒の薬をぶち込む、ポチは狂ったように吠え武器をぶっぱなした。
奴もあの炎を俺達に放ったが、あの時と違いその炎が俺達を焼きつくす事はできなかった。強力な防具と、自動治癒、それに俺達の体力は既に奴らと同じくらい化物じみていた。
俺とガーランドは手刀を何度も叩き込んだ。叩き込むたびに、奴の身体の骨がへし折れるのを感じた。
奴はそれでも笑いながら炎を出し続けたが、俺達に致命傷を与える事はできなかった。
そのうちガーランドが全力で奴の顔面に手刀を叩きこんだ。それで、終わった。
しかし、この地下には奴に指示をだしていた存在がいる。それは今まで集めた情報だと、ある科学者の脳から作ったバイオコンピューターのようだった。それが奴らを創りだして、人間を狩りして実験し更に新しい奴らを作り出す。それはある科学者が教えてくれた、奴の止め方も。
俺達は最深部、にたどり着いた。糞でかい脳みそにつながれたコンピュータ。
俺達は奴らの解体を始めた。タップリとロケット弾をぶち込む、さらにぶち込む、嫌ってほどぶち込んだ時、全てが終わった。
次に気がついた時には、またあの炎がマリアを消し炭に変えていた。
2012年5月20日日曜日
2012年5月18日金曜日
メタルマックス2: リローデッド―脳内補完Replay・Part19―
俺達は湖の南の地域にやって来た。
人間狩りの本拠地を探りながら、ここまでやって来たが、未探索のこの地域にそれは存在するはずだ。この地域に賞金10万を超えるクラスがゴロゴロいるのも恐らくそれが原因だろう。
俺達は酸性雨が一年中降る谷・レインバレーにある街メルトタウンに辿り着いた。と、その瞬間、突然の轟音。
同時に地面の泥と酸性雨の水たまりが、リズムよく跳ね上りながらこちに向かってきた。そして戦車に達するとそれは、装甲タイルを派手に吹き飛ばした。機銃かバルカンで銃撃されている。
気がつくと上空に轟音、戦車並みのデカさのヘリがホバリングしていた。雨の音と谷の闇に紛れ、上空から一気に急降下して奇襲をかけてきたのだ。
ヘリにはニヤついた笑顔がへばりついていた。見覚えがあった。賞金首ホバリング・ノバだ。
犬と戦車並の装甲を持つ対戦車ヘリが組み合わて作られた生体兵器だ。
SナイトSが連続して砲撃した。奴はCユニットの性能もあり四発は連射できる。が、ホバリング・ノバは、素早く俺達を中心に円を描くように旋回し砲弾を躱す。一発、二発、三発、暗い谷の闇の中に消えていったと思うと遠くで爆発が上がった。
しかし四発目は奴を捉えた。が、バルカンが唸ると砲弾は奴の鼻先で爆発し、奴のニヤけたバカ面を鮮明にしただけだった。
モーゼルが戦車に搭載された兵器を一気に全部ぶっ放した、が結果はまるで同じだった。機銃が奴の分厚い装甲タイルを少し、ささやかに吹き飛ばしただけだった。同時にポチも吠えながら広範囲を捉える超音波兵器を放っていた。流石に見えないものは避けられないらしく、それには装甲タイルを少々派手に吹き飛ばしたが、致命傷には程遠い。
俺は煙幕弾をばらまきながら、指示を出した。街に逃げこめ。
奇襲され肝をひやしたが、こちらも十分に威力偵察が出来た。この装備では勝つのは難しい。ならさっさと逃げだすに限る。
俺はバイクを全速力で街のゲートに向け走らせた。モーゼルとSナイトSもそれに続いた。ポチは既に街に逃げ込み、入り口でホバリング・ノバに吠えていた。
ホバリング・ノバは煙で俺達を見失い、苛立た様にロケットランチャーの雨を俺達が先ほどいた所に降らせていた。
対空装備が必要だ、それもたっぷりと。それさえ用意すれば、あのニヤけたバカ面に吠え面を欠かすのもさして難しい話じゃない。
俺は、北の山の中の町でカッパラッた対空戦車を思い出した。使い道が無かったので、マドのガレージに放り込んだままだったが、カッパラッたかいがあった。だがそれだけでは火力不足だ。
SナイトSが言った。
「ロケット弾を使おう。普通より軽い弾頭を使って、倍の炸薬を使う。普通の弾頭より砲口初速が早いから、迎撃も避けるのも不可能だ」
俺は少し考え答えた。
「そいつを作ってくれ、たっぷりと。レミントンのおっさんとガーランドを連れてってくれ。俺はモーゼルとマウザー姐さんとで、あの対空砲の戦車を仕えるよう改造してくる」
対空砲の戦車、俺はその速射ぷりからラストマン・スタンディング―LMSと愛称をつけていた。
LMSを鉄の穴で、武装を積載できるよう改造しさらに、エンジンを2つ積めるようにした。あとは搭載するエンジンに各種の武器をそこら中の町で買い集め、更に改造し搭載した。ついでにレッドブル(Rウルフ型)も大幅に改造しダブルエンジン仕様にし武装を強化した。
それが終わる頃には、大量のロケット弾をSナイトSがバスに搭載し不発弾の館から帰ってきた。
ロケット弾を戦車に積み替え準備は整った。
再び俺達はメルトタウン付近へ向かった。ついて直ぐに奴は同じように奇襲を掛けてきた。俺は対空戦車―LMSに乗り込んでおり、対空砲を奴に向けて撃ちまくる。
奴はその素早い速射に回避が追いつかず装甲タイルを散らした。ほぼ同時にモーゼルとSナイトSもロケット弾を発射した。ホバリング・ノバはそのロケット弾をまともに受けよろめいきながらも、態勢を建てなおすと、奴は弧を描くように旋回しながら、ロケット弾の雨をこちらに降らせきた。
俺達は避けるが出来なかったが、大幅に強化したコチラの装甲にとっては、酸性雨とさして変わらない程度のダメージだった。あとは体力勝負だ。
こっちの攻撃を受けた様子を見て、奴の顔からはっきりとニヤけたバカ面が消えて、怒りの表情に変わった。
ロケット弾、音波攻撃、速射砲を撃ちまくった。奴の装甲タイルが徐々に吹き飛び、そこら中から壊れたパーツが煙をあげ、飛行スピード目に見えて遅くなり逃げることすら叶わないと知った時、怒りの表情が、死への恐怖の表情に変わった。
それを確認した俺は、搭載されたバルカンを一斉に掃射した。奴は目の前に現れた弾丸の壁にぶち当たり、そのまま落下した。
人間狩りの本拠地を探りながら、ここまでやって来たが、未探索のこの地域にそれは存在するはずだ。この地域に賞金10万を超えるクラスがゴロゴロいるのも恐らくそれが原因だろう。
俺達は酸性雨が一年中降る谷・レインバレーにある街メルトタウンに辿り着いた。と、その瞬間、突然の轟音。
同時に地面の泥と酸性雨の水たまりが、リズムよく跳ね上りながらこちに向かってきた。そして戦車に達するとそれは、装甲タイルを派手に吹き飛ばした。機銃かバルカンで銃撃されている。
気がつくと上空に轟音、戦車並みのデカさのヘリがホバリングしていた。雨の音と谷の闇に紛れ、上空から一気に急降下して奇襲をかけてきたのだ。
ヘリにはニヤついた笑顔がへばりついていた。見覚えがあった。賞金首ホバリング・ノバだ。
犬と戦車並の装甲を持つ対戦車ヘリが組み合わて作られた生体兵器だ。
SナイトSが連続して砲撃した。奴はCユニットの性能もあり四発は連射できる。が、ホバリング・ノバは、素早く俺達を中心に円を描くように旋回し砲弾を躱す。一発、二発、三発、暗い谷の闇の中に消えていったと思うと遠くで爆発が上がった。
しかし四発目は奴を捉えた。が、バルカンが唸ると砲弾は奴の鼻先で爆発し、奴のニヤけたバカ面を鮮明にしただけだった。
モーゼルが戦車に搭載された兵器を一気に全部ぶっ放した、が結果はまるで同じだった。機銃が奴の分厚い装甲タイルを少し、ささやかに吹き飛ばしただけだった。同時にポチも吠えながら広範囲を捉える超音波兵器を放っていた。流石に見えないものは避けられないらしく、それには装甲タイルを少々派手に吹き飛ばしたが、致命傷には程遠い。
俺は煙幕弾をばらまきながら、指示を出した。街に逃げこめ。
奇襲され肝をひやしたが、こちらも十分に威力偵察が出来た。この装備では勝つのは難しい。ならさっさと逃げだすに限る。
俺はバイクを全速力で街のゲートに向け走らせた。モーゼルとSナイトSもそれに続いた。ポチは既に街に逃げ込み、入り口でホバリング・ノバに吠えていた。
ホバリング・ノバは煙で俺達を見失い、苛立た様にロケットランチャーの雨を俺達が先ほどいた所に降らせていた。
対空装備が必要だ、それもたっぷりと。それさえ用意すれば、あのニヤけたバカ面に吠え面を欠かすのもさして難しい話じゃない。
俺は、北の山の中の町でカッパラッた対空戦車を思い出した。使い道が無かったので、マドのガレージに放り込んだままだったが、カッパラッたかいがあった。だがそれだけでは火力不足だ。
SナイトSが言った。
「ロケット弾を使おう。普通より軽い弾頭を使って、倍の炸薬を使う。普通の弾頭より砲口初速が早いから、迎撃も避けるのも不可能だ」
俺は少し考え答えた。
「そいつを作ってくれ、たっぷりと。レミントンのおっさんとガーランドを連れてってくれ。俺はモーゼルとマウザー姐さんとで、あの対空砲の戦車を仕えるよう改造してくる」
対空砲の戦車、俺はその速射ぷりからラストマン・スタンディング―LMSと愛称をつけていた。
LMSを鉄の穴で、武装を積載できるよう改造しさらに、エンジンを2つ積めるようにした。あとは搭載するエンジンに各種の武器をそこら中の町で買い集め、更に改造し搭載した。ついでにレッドブル(Rウルフ型)も大幅に改造しダブルエンジン仕様にし武装を強化した。
それが終わる頃には、大量のロケット弾をSナイトSがバスに搭載し不発弾の館から帰ってきた。
ロケット弾を戦車に積み替え準備は整った。
再び俺達はメルトタウン付近へ向かった。ついて直ぐに奴は同じように奇襲を掛けてきた。俺は対空戦車―LMSに乗り込んでおり、対空砲を奴に向けて撃ちまくる。
奴はその素早い速射に回避が追いつかず装甲タイルを散らした。ほぼ同時にモーゼルとSナイトSもロケット弾を発射した。ホバリング・ノバはそのロケット弾をまともに受けよろめいきながらも、態勢を建てなおすと、奴は弧を描くように旋回しながら、ロケット弾の雨をこちらに降らせきた。
俺達は避けるが出来なかったが、大幅に強化したコチラの装甲にとっては、酸性雨とさして変わらない程度のダメージだった。あとは体力勝負だ。
こっちの攻撃を受けた様子を見て、奴の顔からはっきりとニヤけたバカ面が消えて、怒りの表情に変わった。
ロケット弾、音波攻撃、速射砲を撃ちまくった。奴の装甲タイルが徐々に吹き飛び、そこら中から壊れたパーツが煙をあげ、飛行スピード目に見えて遅くなり逃げることすら叶わないと知った時、怒りの表情が、死への恐怖の表情に変わった。
それを確認した俺は、搭載されたバルカンを一斉に掃射した。奴は目の前に現れた弾丸の壁にぶち当たり、そのまま落下した。
2012年5月17日木曜日
メタルマックス2: リローデッド―脳内補完Replay・Part18―
俺達が活動している地域は広大な盆地になっていて、その中心また広大な湖がある。住人は山と湖の間のドーナツのような土地で暮らしている。そのドーナツは半分以上が荒野や砂漠だが、そこかしこに深い森や山がある。
このドーナツを陸路だけで一周するのは難しい。船などで険し地形をよけながら進まなければならないが、湖の岸辺は断崖絶壁になっている所が殆どで、上陸できる場所が限られる。だから船で少ない上陸地点を見つけてはまた険しい地形を縫うようにして、陸路を進みというように、この地域の移動は手間がかかる。人間狩り共はそれを利用し、交通の要所―橋や谷などに拠点を置いて、交通を分断し人間たちを孤立させている。
俺達はこの地域の南西の地域、時計で言うなら7時と8時の地点から時計回りに移動し、賞金首どもを狩りながら進んでいる。
ブルフロッグを狩った後、賞金40000G外道販売鬼と賞金70000Gグロウィングを仕留めると、この地域にもう賞金首はいなかった
。俺達は賞金首を求めこの地域の東部から南東部地域へ移動することになった。
南東部に進むには陸路では不可能で、切り立った崖に挟まれた狭い川をを進んで行かねばならない。
その川の途中が巨大なトンネルに流れ込んでおり、そこがまた人間狩り共の拠点となっていた。
その拠点には四天王の一人がいたが、ブルフロッグよりも格下のミュータント野郎だった。俺達は奴を狩りトンネルを抜けた。
上陸地点をさがしているとまた賞金首のヒトデロン(ただのデカいだけのヒトデだった)に襲われたので、それも狩った。
上陸しモロ・ポコの町中でまた賞金首のきゃたつラーに襲われたが、俺のロケットパンチの一撃で死んでしまった。
そして俺達は、モロ・ポコのハンターオフィスで三体分の賞金―約15万Gを受け取り、一旦ヌッカ地下酒場にもどった俺達は全員で祝杯を上げた。
2012年5月16日水曜日
メタルマックス2: リローデッド―脳内補完Replay・Part17―
デビルアイランドというビルに賞金75000Gのブルフロッグがいるという情報は前から聞いていた。
問題はデビルアイランドがどこにあるかという情報がないということだった。
ある時、湖の北西を船で探索中、孤立した島にデカイビルの廃墟、しかも近づく船を片っ端から砲撃していた。
岸は絶壁になっているので、上陸はできないが洞窟がありそこがドックになっているようだった。俺達は砲撃
を避けながら、ドックに飛び込んだ。
中には警備用のロボットがいるだけで、ほとんど大した敵もいなかった。しかしそこら中の扉はロックされておりここがどんな施設なのかは分からなかった。
俺達は多少迷った程度で、最上階にまで辿り着いた。そこには手配ポスターで見たことのある奴がいた。巨大な熊みたいな体格だが、全身はヌメヌメした両生類みたいな皮膚で、緑と黄色の毒々しい模様をしていた、顔はヘルメットとガスマスクが皮膚と一体化した不気味な面をしてる。
やはりここがデビルアイランドで間違いはないようだ。やつはバイアスグラップラー四天王の一人ブルフロッグだ。
奴は俺達をみつけると嬉そうに近づいてきて、子供みたいな口調で言った。俺達を殺す、と。
それはコチラも同じ事だと返すと、身体からいきなり毒ガスを出した。始まりの合図だ。
メンバーは俺、ガーランド、レミントン、ポチ。白兵戦のおなじみのメンツだ。
奴は毒ガスにミサイルに体当たりと、デカイ図体とは裏腹に素早く攻撃をくりかえしてきた。
俺とガーランドがヨコヅナオーラを身にまとい一気に、二人で体当たりをかますと、奴は10メートルは後ろにぶっ飛ばされ壁に激突した。
奴はここでのフリを悟ったのか、ちょうどふっとばされた壁に設置してある転送装置に、ガキの学芸会でみるような感じの弱ったという動作で装置の中に入った。しかし俺が転送装置を銃撃する前に、転送のスイッチを押した。その動きは素早った。
俺は撃つのを、寸前で止めた。装置を見ると転送先はこのビル内のようだ。
まず間違いなくこの先で奴は、待ち構えているだろう。この世界の住人―モンスター、人間、賞金首、賞金稼ぎ何でも関わらず、ある共通する一つの思想がある。それは、何か問題が起きそれが手に余る程ドデカイ問題なら、それよりドデカイ大砲を使って解決する、という思想だ。この思想がこの世界を支配している。
転送装置の先で、奴は間違いなくドデカイ大砲を用意しているだろう。ならば俺達もドデカイ大砲を持ってきて、どっちがデカイのか決めようじゃないか。奴が戦車を持ち込める場所で待ち構えているなら、俺達も持ち込める場所にあるはずだ。俺達は一旦1回に置いた戦車の位置に戻ることにした。
ビル内は、奴が転送したと同時に警報が鳴り始めていた。そでやっと、グラップラーの兵士共が出てきた。俺達は兵士たちを排除しながら、下層階へ下っていった。その途中、突然立ちはだかる二体のロボット。
俺は素早く―ロケットパンチを発射した。こいつを喰らえば並のモンスターは、その衝撃力で3つか4つに引き裂かれるはめになる。硬いマシン系だろうが結果は同じだった。並であれば。
そいつは―1つを刀で防ぎ(あいつはいつ刀を抜いたんだ?)、1つを腹で受け止めた。少しばかり装甲が凹んだようだ。
その二体のロボットは、人間サイズの細いタイプの素早そうなタイプで、編笠タイプのメルメットが特徴的だった。
ロケットパンチを防いだ刀をそのまま振り上げると巨大な10m以上の炎を発し、そのまま薙ぎ払った。俺達は炎に包まれた。と思った時には、何かに身体を引き裂かれて、鋭い熱を感じた。
もう一体が炎を目くらましに、腕から丸鋸のように回転するビームを放っていた。
ポチもバーナーを放ち巨大な炎で敵を包んだが、奴らは平然としてた。レミントンも直ぐにレーザーを叩き込んだが、結果は同じだった。
ガーランドもモンスターのツノから作った鉄の棒でぶっ叩いたが、鋼鉄の編笠が凹んだ程度だった。
こいつは、賞金首クラスの相手だ。次を意識して力を残そうなど思っていたら、負ける。
あの糞野郎二重に罠を仕掛けてやがった。
ガーランドと越えをかけると、彼女は既にヨコヅナオーラの集中に入っていた。
レミントンとポチがは雄叫びを上げていた。俺はロケットパンチを連続で放った。
数分後には何とか、奴らをスクラップにすることは出来た。しかし俺達はかなりの体力を消耗した。レミントンのクスリがなければ、とっくの昔に炎で燃え尽きていただろう。これで賞金がでないのだから割に合わない。
俺達は傷だけはレミントンのクスリで直したが、クスリでは体力までは回復しない。逆にクスリで細胞を活性化させ傷を治した後は、特に疲労する。
俺達は素早く戦車まで移動し乗り込んだ。そしてブルフロッグを探すため、戦車の踵を返し廊下を曲がった所に、奴は待ち構えていた。やはり戦車で。
このビルが広いといっても、平原でお互い全力で並走しながら、撃ちあうような、いつもの戦いは出来ない。この廊下でお互い正面から、撃ち合うしかない。いつものように走り回って、弾を回避するような真似は出来ない。
戦力の多いコチラが有利だ。俺達はお互いにミサイルと砲弾を撃ちまくりはじめた。ブルフロッグの戦車の装甲は分厚かったが、それ以上に俺達の弾薬はたっぷりとあった。奴の戦車はスクラップになった。
奴は戦車から飛び出すとその巨体からミサイルを撒き散らしながら、むちゃくちゃに体当たりをしてきた。
凄まじい衝撃で、装甲タイルが吹き飛び、シャーシーが歪んだ。最初にガーランドが乗っていた装甲車―エクスペンダブルズが衝撃でひっくり返った。ガーランドは望むところだという感じで嬉そうにエクスペンダブルズから飛び出して、奴にかかっていった。
次に奴はガーランドを躱すと、俺のバス―A-TEAMに何回目かの体当たりを食らわせた。シャーシーが歪んだせいか、全ての武器の操作ができなくなった。俺もブチ割れたフロントガラスから、銃撃を奴に浴びせながら外に飛び出した。
レミントンが乗る戦車―レッドブルだけがなんとかもっていた。奴は素早く動き回っていたが、狭い廊下では避けようがなく砲弾を浴びていた。ガーランドはレミントンの指示を聞きながら、砲弾の合間を縫って奴に肉弾戦を仕掛けては、引くという、ヒット・アンド・アウェイで巧みにダメージを与えていった。俺はポチに指示を出しながら、砲撃とタイミングをあわせ奴にありったけの銃弾を叩き込んだ。
70000Gの賞金は伊達じゃないということを散々俺達に思い知らせた頃、奴の命も尽きた。
俺は撃つのを、寸前で止めた。装置を見ると転送先はこのビル内のようだ。
まず間違いなくこの先で奴は、待ち構えているだろう。この世界の住人―モンスター、人間、賞金首、賞金稼ぎ何でも関わらず、ある共通する一つの思想がある。それは、何か問題が起きそれが手に余る程ドデカイ問題なら、それよりドデカイ大砲を使って解決する、という思想だ。この思想がこの世界を支配している。
転送装置の先で、奴は間違いなくドデカイ大砲を用意しているだろう。ならば俺達もドデカイ大砲を持ってきて、どっちがデカイのか決めようじゃないか。奴が戦車を持ち込める場所で待ち構えているなら、俺達も持ち込める場所にあるはずだ。俺達は一旦1回に置いた戦車の位置に戻ることにした。
ビル内は、奴が転送したと同時に警報が鳴り始めていた。そでやっと、グラップラーの兵士共が出てきた。俺達は兵士たちを排除しながら、下層階へ下っていった。その途中、突然立ちはだかる二体のロボット。
俺は素早く―ロケットパンチを発射した。こいつを喰らえば並のモンスターは、その衝撃力で3つか4つに引き裂かれるはめになる。硬いマシン系だろうが結果は同じだった。並であれば。
そいつは―1つを刀で防ぎ(あいつはいつ刀を抜いたんだ?)、1つを腹で受け止めた。少しばかり装甲が凹んだようだ。
その二体のロボットは、人間サイズの細いタイプの素早そうなタイプで、編笠タイプのメルメットが特徴的だった。
ロケットパンチを防いだ刀をそのまま振り上げると巨大な10m以上の炎を発し、そのまま薙ぎ払った。俺達は炎に包まれた。と思った時には、何かに身体を引き裂かれて、鋭い熱を感じた。
もう一体が炎を目くらましに、腕から丸鋸のように回転するビームを放っていた。
ポチもバーナーを放ち巨大な炎で敵を包んだが、奴らは平然としてた。レミントンも直ぐにレーザーを叩き込んだが、結果は同じだった。
ガーランドもモンスターのツノから作った鉄の棒でぶっ叩いたが、鋼鉄の編笠が凹んだ程度だった。
こいつは、賞金首クラスの相手だ。次を意識して力を残そうなど思っていたら、負ける。
あの糞野郎二重に罠を仕掛けてやがった。
ガーランドと越えをかけると、彼女は既にヨコヅナオーラの集中に入っていた。
レミントンとポチがは雄叫びを上げていた。俺はロケットパンチを連続で放った。
数分後には何とか、奴らをスクラップにすることは出来た。しかし俺達はかなりの体力を消耗した。レミントンのクスリがなければ、とっくの昔に炎で燃え尽きていただろう。これで賞金がでないのだから割に合わない。
俺達は傷だけはレミントンのクスリで直したが、クスリでは体力までは回復しない。逆にクスリで細胞を活性化させ傷を治した後は、特に疲労する。
俺達は素早く戦車まで移動し乗り込んだ。そしてブルフロッグを探すため、戦車の踵を返し廊下を曲がった所に、奴は待ち構えていた。やはり戦車で。
このビルが広いといっても、平原でお互い全力で並走しながら、撃ちあうような、いつもの戦いは出来ない。この廊下でお互い正面から、撃ち合うしかない。いつものように走り回って、弾を回避するような真似は出来ない。
戦力の多いコチラが有利だ。俺達はお互いにミサイルと砲弾を撃ちまくりはじめた。ブルフロッグの戦車の装甲は分厚かったが、それ以上に俺達の弾薬はたっぷりとあった。奴の戦車はスクラップになった。
奴は戦車から飛び出すとその巨体からミサイルを撒き散らしながら、むちゃくちゃに体当たりをしてきた。
凄まじい衝撃で、装甲タイルが吹き飛び、シャーシーが歪んだ。最初にガーランドが乗っていた装甲車―エクスペンダブルズが衝撃でひっくり返った。ガーランドは望むところだという感じで嬉そうにエクスペンダブルズから飛び出して、奴にかかっていった。
次に奴はガーランドを躱すと、俺のバス―A-TEAMに何回目かの体当たりを食らわせた。シャーシーが歪んだせいか、全ての武器の操作ができなくなった。俺もブチ割れたフロントガラスから、銃撃を奴に浴びせながら外に飛び出した。
レミントンが乗る戦車―レッドブルだけがなんとかもっていた。奴は素早く動き回っていたが、狭い廊下では避けようがなく砲弾を浴びていた。ガーランドはレミントンの指示を聞きながら、砲弾の合間を縫って奴に肉弾戦を仕掛けては、引くという、ヒット・アンド・アウェイで巧みにダメージを与えていった。俺はポチに指示を出しながら、砲撃とタイミングをあわせ奴にありったけの銃弾を叩き込んだ。
70000Gの賞金は伊達じゃないということを散々俺達に思い知らせた頃、奴の命も尽きた。
2012年5月15日火曜日
メタルマックス2: リローデッド―脳内補完Replay・Part16―
船で湖の未探索地域を探索する。メンバーは、俺、ポチ、ガーランド、レミントンだった。
イスラポルトの北西側に上陸出来る砂浜があった。
砂浜から西に巨大な白鳥の形をした船が見えて来た。今は地上にあり、中は町になっている。
中の住人はあっさりと俺達を町にいれたが、俺のことを知っていて、悪逆無道と罵しり、血統をしろという。
俺が決闘相手の家族を殺したからだという、訳が分からなった。
決闘相手―ガルシアに会うために決闘を承諾した。この鳥の頭の上で俺を待っている住人に教えられた。俺は一人で、ハシゴを上った。
そこには、見たこともない、ロボットが俺を待っていた。
そのロボットは自分は昔、マリアと一緒に戦った傭兵の一人だと言った。そう言えばガルシアというおとこがいた。たしかワイルドバンチは元は奴のバキーだ。
奴の話によると、どうやらあの戦いで生き残ったが、人間狩りに共に連れ去られ改造された。そして手下になり下がり、マリアに張り倒された恨みを俺で晴らそうと俺を待っていた。
外見は大分変わったが、下衆な匂いは変わっておらず、その匂いが俺に5年前の記憶を思い起こさせた。
「良いだろう、決闘するには十分な理由だ」俺は奴に言った。
そして集中した。最近習得したレスラーが使う戦闘法の一つ”ヨコヅナオーラ”だ。限界まで集中力を高めることで一時的に肉体的限界を越える。俺は深く集中した。
奴は懐から煙幕弾を取り出し俺に投げた。実戦慣れした行動だ。
俺は何の意識もせず、拳銃を抜いていた。煙幕弾を空中で撃ち落とした。ホルスターに拳銃をもどした瞬間、俺は一気に詰め寄り、拳を奴に叩き込んだ。拳は奴の装甲をぶち破っていた。
腕を引き抜くと奴はバランスを崩し、落下し、バラバラになった。
町の連中はさっきとは打って変わって俺たちを歓迎した。強けれそれでよいというのがこの決闘の町スワンのルールらしい。俺達は町をあとにした。
そのまま北上すると広い盆地に出た。その盆地の真ん中には風力発電所があった。
しかしそこはグラップラーに占領されててしまい、閉めだされた人たちが、近くの村で途方に暮れていた。
俺達は発電所に侵入した。発電所は戦車が入れるほど巨大で探索も楽だったが、途中からは戦車が侵入できず降りて探索した。
最深部と思われる所に、手配ポスターで見た奴がいた。賞金37500のダスト原人だ。
ゴミの塊の巨魁。でかさは3m強程度で、モンスターで言えば大人しめのサイズだ。
俺達は奴に襲いかかった。俺とガーランドは直ぐヨコヅナオーラに集中した。レミントンは俺達に注射をぶち込んだ、これで怪我をしても直ぐに治る。ポチは凄まじい唸り声をあげダスト原人に体当たりした。奴を穿ち抜くかという勢いだった。しかし奴はよろめきながらも、電撃を発し俺達を全員しびれさせた。が、俺とガーランドは構わず突っ込んで連続で手刀を叩きこみまくった。
肉体の限界を超えた俺とガーランドの手刀は、奴の身体をズタズタにひき裂いた。
奴も狂ったように音波や電撃を発したが、俺もガーランドもポチも止まらなかった。
数分後には奴はズタズタになり、そこには、ただゴミが散乱していた。
イスラポルトの北西側に上陸出来る砂浜があった。
砂浜から西に巨大な白鳥の形をした船が見えて来た。今は地上にあり、中は町になっている。
中の住人はあっさりと俺達を町にいれたが、俺のことを知っていて、悪逆無道と罵しり、血統をしろという。
俺が決闘相手の家族を殺したからだという、訳が分からなった。
決闘相手―ガルシアに会うために決闘を承諾した。この鳥の頭の上で俺を待っている住人に教えられた。俺は一人で、ハシゴを上った。
そこには、見たこともない、ロボットが俺を待っていた。
そのロボットは自分は昔、マリアと一緒に戦った傭兵の一人だと言った。そう言えばガルシアというおとこがいた。たしかワイルドバンチは元は奴のバキーだ。
奴の話によると、どうやらあの戦いで生き残ったが、人間狩りに共に連れ去られ改造された。そして手下になり下がり、マリアに張り倒された恨みを俺で晴らそうと俺を待っていた。
外見は大分変わったが、下衆な匂いは変わっておらず、その匂いが俺に5年前の記憶を思い起こさせた。
「良いだろう、決闘するには十分な理由だ」俺は奴に言った。
そして集中した。最近習得したレスラーが使う戦闘法の一つ”ヨコヅナオーラ”だ。限界まで集中力を高めることで一時的に肉体的限界を越える。俺は深く集中した。
奴は懐から煙幕弾を取り出し俺に投げた。実戦慣れした行動だ。
俺は何の意識もせず、拳銃を抜いていた。煙幕弾を空中で撃ち落とした。ホルスターに拳銃をもどした瞬間、俺は一気に詰め寄り、拳を奴に叩き込んだ。拳は奴の装甲をぶち破っていた。
腕を引き抜くと奴はバランスを崩し、落下し、バラバラになった。
町の連中はさっきとは打って変わって俺たちを歓迎した。強けれそれでよいというのがこの決闘の町スワンのルールらしい。俺達は町をあとにした。
そのまま北上すると広い盆地に出た。その盆地の真ん中には風力発電所があった。
しかしそこはグラップラーに占領されててしまい、閉めだされた人たちが、近くの村で途方に暮れていた。
俺達は発電所に侵入した。発電所は戦車が入れるほど巨大で探索も楽だったが、途中からは戦車が侵入できず降りて探索した。
最深部と思われる所に、手配ポスターで見た奴がいた。賞金37500のダスト原人だ。
ゴミの塊の巨魁。でかさは3m強程度で、モンスターで言えば大人しめのサイズだ。
俺達は奴に襲いかかった。俺とガーランドは直ぐヨコヅナオーラに集中した。レミントンは俺達に注射をぶち込んだ、これで怪我をしても直ぐに治る。ポチは凄まじい唸り声をあげダスト原人に体当たりした。奴を穿ち抜くかという勢いだった。しかし奴はよろめきながらも、電撃を発し俺達を全員しびれさせた。が、俺とガーランドは構わず突っ込んで連続で手刀を叩きこみまくった。
肉体の限界を超えた俺とガーランドの手刀は、奴の身体をズタズタにひき裂いた。
奴も狂ったように音波や電撃を発したが、俺もガーランドもポチも止まらなかった。
数分後には奴はズタズタになり、そこには、ただゴミが散乱していた。
メタルマックス2: リローデッド―脳内補完Replay・Part15―
旅をする時のクルマの体制は、俺がバイク―RONINに乗り、他二人が戦車と装甲車に乗り、バギーを牽引する。バギーを牽引するのは拾った荷物を放り込んでおくためだが、荷台が狭いのが難点だ。
ノドボトケ村付近で、野バスが走り回っているのを見てレミントンのオッサンが俺に言った。
「あいつをどうにかして手に入れよう、ワイルドバンチ(バギー)よりも荷物を大分多く積めるだろうし、あれなら背中を伸ばして寝られる」
俺は全く戦力ならなそうだったので、興味もなかったのだが、言われてみれば確かにそうだ。レミントンのオッサンは、デカイので余計シンドいんだろう。
俺は言った。
「そうだな、そうしよう」
俺達は野バスに関する情報を集め始めた。バス停をみればやつらは止まって大人しくなるという。そのバス停は?いつも通りどこかに埋まっている。俺たちはまた砂漠と平野を金属探知機を持ってあっちこっち。数週間後、そいつは見つかった。
その鉄の看板を砂漠に立てると、野バスはおとなしく停車して、俺たち乗りこむのをまっていた。大破壊前と同じように。
俺は野バスの愛称をA-TEAMと名付けた。
最初はA-TEAMは荷物運び専用にするつもりだったが、試しにシャーシーを改造すると機銃を3つか4つ付けられるように出来る様だ。機銃を一度に発射できるようになるCユニットをとりつければ、具合はよさそうだ。
機銃を3つ、SEを1つ改造して、エンジンをペガサスに交換した。
そして俺がA-TEAMに乗り込むことにした。俺も駆け出しの頃に比べれば、大分運転の腕が上がった。
更に戦力も整ったところで、俺たちは次の獲物をきめた。カミカゼキングだ。
こいつは爆弾に足がついただけの糞野郎で戦闘能力低い。ただ逃げ足が早いのが厄介だった。
俺とモーゼルとSナイトSで、奴を追うことになった。
出現する場所は、イスポラルトの北の平原だった。
囮を使い誘き出すのは簡単だった。
が問題は、奴がスクラブードゥーを連れて現るのだ。こいつは―スクラブードゥーは、スクラップの塊の化物だが、とてつもなく強い。俺たちは奴を見ると逃げ出した。運が良ければ逃げられる、が大抵はクルマは全部スクラップにされ、俺たち気がつくとDrミンチのテントにいた。
しかしそれは少し昔の話で、今は少々骨が折れるが奴をスクラップに戻してやる事は、できなくもない。だが、賞金稼首と同時にやつを相手にするのは少々骨が折れるなんてもんじゃなかった。
しかしやるしか無い、準備をしてからだが。カミカゼキングにはシグナル弾をぶち込み、一旦逃げる。
不発弾の館でタップリとセメント弾を作る。こいつをありったけぶち込み、奴を鈍らせたところで、一気にミサイルをぶち込みまくる。そしてカミカゼキングを一気に仕留める。
準備を整えるとシグナルの跡を追った。カミカゼキングの横にはスクラブードゥー。モーゼルは砲塔を横に向けスクラブードゥーと並走しながらセメント弾をぶち込む、俺とSナイトSとポチは後方から奴らを追いながら、砲撃を仕掛ける。SナイトSナイトはセメント弾を、俺はミサイルを、ポチはバーナーを叩きこむ。十字砲火だ。
セメント弾を食らって動きが鈍くなったが、攻撃力は全然鈍っていなかった、糞でかいスクラップの塊をMGの様に発射する。次々とクルマの装甲に、スクラップの塊が轟音を立てて当たり、クルマが嵐のように激しく揺れる。視界が塞がる、ハンドルをめちゃくちゃに切りながら、構わずミサイルを発射しつづけた。他の三人も狂ったようにミサイルと砲弾と弾丸を発射し続けた。気がつくと奴の姿は、スクラップになり消えていた。
だがメインディッシュが逃げ出そうとしている。SナイトSとモーゼルが砲弾を凄まじい速さで連射する。ほとんどは避けられたが、一発がカミカゼキングを捉え、大爆発を起こした。奴は跡形もなく消えていた。
ノドボトケ村付近で、野バスが走り回っているのを見てレミントンのオッサンが俺に言った。
「あいつをどうにかして手に入れよう、ワイルドバンチ(バギー)よりも荷物を大分多く積めるだろうし、あれなら背中を伸ばして寝られる」
俺は全く戦力ならなそうだったので、興味もなかったのだが、言われてみれば確かにそうだ。レミントンのオッサンは、デカイので余計シンドいんだろう。
俺は言った。
「そうだな、そうしよう」
俺達は野バスに関する情報を集め始めた。バス停をみればやつらは止まって大人しくなるという。そのバス停は?いつも通りどこかに埋まっている。俺たちはまた砂漠と平野を金属探知機を持ってあっちこっち。数週間後、そいつは見つかった。
その鉄の看板を砂漠に立てると、野バスはおとなしく停車して、俺たち乗りこむのをまっていた。大破壊前と同じように。
俺は野バスの愛称をA-TEAMと名付けた。
最初はA-TEAMは荷物運び専用にするつもりだったが、試しにシャーシーを改造すると機銃を3つか4つ付けられるように出来る様だ。機銃を一度に発射できるようになるCユニットをとりつければ、具合はよさそうだ。
機銃を3つ、SEを1つ改造して、エンジンをペガサスに交換した。
そして俺がA-TEAMに乗り込むことにした。俺も駆け出しの頃に比べれば、大分運転の腕が上がった。
更に戦力も整ったところで、俺たちは次の獲物をきめた。カミカゼキングだ。
こいつは爆弾に足がついただけの糞野郎で戦闘能力低い。ただ逃げ足が早いのが厄介だった。
俺とモーゼルとSナイトSで、奴を追うことになった。
出現する場所は、イスポラルトの北の平原だった。
囮を使い誘き出すのは簡単だった。
が問題は、奴がスクラブードゥーを連れて現るのだ。こいつは―スクラブードゥーは、スクラップの塊の化物だが、とてつもなく強い。俺たちは奴を見ると逃げ出した。運が良ければ逃げられる、が大抵はクルマは全部スクラップにされ、俺たち気がつくとDrミンチのテントにいた。
しかしそれは少し昔の話で、今は少々骨が折れるが奴をスクラップに戻してやる事は、できなくもない。だが、賞金稼首と同時にやつを相手にするのは少々骨が折れるなんてもんじゃなかった。
しかしやるしか無い、準備をしてからだが。カミカゼキングにはシグナル弾をぶち込み、一旦逃げる。
不発弾の館でタップリとセメント弾を作る。こいつをありったけぶち込み、奴を鈍らせたところで、一気にミサイルをぶち込みまくる。そしてカミカゼキングを一気に仕留める。
準備を整えるとシグナルの跡を追った。カミカゼキングの横にはスクラブードゥー。モーゼルは砲塔を横に向けスクラブードゥーと並走しながらセメント弾をぶち込む、俺とSナイトSとポチは後方から奴らを追いながら、砲撃を仕掛ける。SナイトSナイトはセメント弾を、俺はミサイルを、ポチはバーナーを叩きこむ。十字砲火だ。
セメント弾を食らって動きが鈍くなったが、攻撃力は全然鈍っていなかった、糞でかいスクラップの塊をMGの様に発射する。次々とクルマの装甲に、スクラップの塊が轟音を立てて当たり、クルマが嵐のように激しく揺れる。視界が塞がる、ハンドルをめちゃくちゃに切りながら、構わずミサイルを発射しつづけた。他の三人も狂ったようにミサイルと砲弾と弾丸を発射し続けた。気がつくと奴の姿は、スクラップになり消えていた。
だがメインディッシュが逃げ出そうとしている。SナイトSとモーゼルが砲弾を凄まじい速さで連射する。ほとんどは避けられたが、一発がカミカゼキングを捉え、大爆発を起こした。奴は跡形もなく消えていた。
2012年5月12日土曜日
メタルマックス2: リローデッド―脳内補完Replay・Part10―
サースティの酒場から運んだ武器をエルニニョのリッチーに渡すと奴は大喜びで、決起は近いと叫んだ。その時は連絡してくれと、言い残し俺達はエルニニョを出た。
次の俺たちの目標は、サースティの北東のにあるグラップルタワーだ。そこには人間狩りどもの幹部・四天王のスカンクという賞金首がいる。
屋内戦を想定して、侵入メンバーは俺、ガーランド、レミントン、ポチと決まった。
俺たちがグラップルタワーの入り口の前にたった時、銃声とガラスの割れる音がした。
次の瞬間、俺達の前にガラスの雨と共に死体が落ちてきて、地面にたたきつけられた。どうやら噂通り剣呑な場所のようだ。
俺たちはグラップルタワーに入った。入口はクルマでも侵入できたが、エレベーターにはクルマは入れないようなので、クルマをエレベーター前に置いた。
そしてエレベーターの一番上のボタンを押した。ビルの中はバイアスグラップラーのチンピラたちと、警備ロボットでいっぱいだった。
それらを殺し壊しながら、最上階を目指す、さして広いビルではなかったので、お目当てのスカンクにはすぐに会えた。
奴は大柄のサルのモンスターだった。四本の手にSMG(俺から見ればMGだったが)や手榴弾をも持っていた。
ニヤけた面が気に入らなかった。俺は奴を見るなり雄叫びを上げながら拳銃を顔面に叩き込んだ。
それが合図で戦闘が始まった。レミントンは俺達にオーバードリップ―注射を素早くした。(この注射をしていると軽いキズなら自然に治癒する)ポチは唸り声を上げながらバーナーで奴を炙った。ガーランドは力を溜めるようにストレッチのような動作をしてなながら、炎の中にいる猿野郎との間合いをはかているようだった。
猿野郎は、俺達よりも上手だった。凄まじいバーナーの炎を逆に目くらましに使った。
炎が消えた瞬間奴はいるべき場所にいなかった。
奴が天井にへばりついてると、分かったの時には、全員が銃撃の雨を受け、足元には手榴弾が幾つか転がっていた。
俺とガーランドは、素早く身をかわし致命傷は免れた。が、レミントンがほとんどまともに手榴弾の爆風を受け壁に叩きつけて虫の息だった。
さっきの注射で傷が治っていくのが感じる、身体に食いここんだ弾や破片を筋肉が押し出している。
今度は、スカンクのほうが早かった。レミントンにとどめの銃撃の雨を浴びせた。
俺は―今度は怒りの雄叫びを上げながら、さっきこのビルで手に入れたRPG7・使い捨てタイプのロケットランチャーを奴の腹に向けて放った。奴の胴体の一部が吹っ飛んだ。
奴は俺を驚きと怒りの表情で睨んだ。ニヤけ面は消えた。
間髪入れずガーランドが、その傷口に―凄まじいとしか言い様がない力で、ラリアートを叩き込んだ。そのまま奴の身体は2つに裂けた。
メタルマックス2: リローデッド―脳内補完Replay・Part9―
賞金首のアダムアントとデスペロイドを仕留め、十分な力をつけたと判断した俺達は、山越えに挑むことにした。その山は、賞金12500Gのサイゴンの住処だ。
少し前にここに足を踏み入れた俺たちは、奴のパワーに蹂躙され死に、Drミンチのもとに召された。
サイゴン戦メンバーを決める話し合いで、SナイトSが俺に言った。
「コルト、アスザの村の南に不発弾の館という店がある。そこに俺を連れていけば、12500Gは俺が保証してやる」
俺は言った。「なんなんだい、そこは?」
「俺たち砲弾職人御用達の店だ。ありとあらゆる砲弾の材料が売っている。サイゴンは生物系だから奴に麻痺ガス弾をぶちこんでやれば、あとこっちの好きに料理できる、まぁ最終的にボウヤの腕次第なんだが。」そう言って、SナイトSはモーゼルを観た。
「あんなデケー的外さねぇよ。オッサン!」珍しく喰って掛かった。姉のマウザーを目の前で、殺されたのが(生き返ったとはいえ)まだ引っかかているようだ。
俺はSナイトSに尋ねた。
「OK、ナイト兄ちゃんの職人芸をたっぷり見せてもらおう、不発弾の館まで案内を頼むよ、マウザー姉さんがバギーを運転してくれ。砲弾を手に入れたたら、俺とモーゼルとガーランドで山にはいる。」
俺たちは不発弾の館で、材料をたっぷり買い込み、しばらくは砲弾作りにせいを出した。10発の砲弾を作り、俺たちは山に入ることにした。
山頂に登り切った時、サイゴンは現れた。
電光石火。サイゴンが見えた時には、モーゼルは砲弾を発射していた。麻痺ガス弾は命中し、サイゴンの動きは明らかに鈍かった。
動きの鈍ったサイゴンを仕留めるのに時間はかからなかった。
俺たちは山を超え、やっとリッチーに頼まれた目的の店、サースティの酒場にたどり着いた。
そこは荒野にぽつりとたった酒場だが美人の双子のダンサーがいるおかげで、大きな街の酒場みたいに繁盛していた。
俺はダンサーにリッチーから教わった合言葉を告げ、武器を手に入れると、店を後にした。
本当ならドックシステムで飛んで帰りたいところだが、俺たちはバイクを砂漠に走らせた。
それはサースティの酒場で聞いた噂。南の砂漠にクルマが埋まっている。
俺たちは地雷探知機を持っていたので、それで砂漠の中を探すことにした。砂漠といっても狭い範囲なので数日もあれば、噂の真偽を確かめられる。
3日も砂漠をうろついて、飽き飽きしてドックシステムのスイッチを入れようかと考えた時に、モーゼルの歓声が聞こえた。
「コルトの隊長!反応があったぜ!!」
反応があった場所を掘り出すと、無骨な装甲車がそこにあった。
ガーランドが汗を拭いながら言った
「愛称ははどうすんのよ?映画評論家さん」
「エクスペンダブルズ」
俺は答えた。
少し前にここに足を踏み入れた俺たちは、奴のパワーに蹂躙され死に、Drミンチのもとに召された。
サイゴン戦メンバーを決める話し合いで、SナイトSが俺に言った。
「コルト、アスザの村の南に不発弾の館という店がある。そこに俺を連れていけば、12500Gは俺が保証してやる」
俺は言った。「なんなんだい、そこは?」
「俺たち砲弾職人御用達の店だ。ありとあらゆる砲弾の材料が売っている。サイゴンは生物系だから奴に麻痺ガス弾をぶちこんでやれば、あとこっちの好きに料理できる、まぁ最終的にボウヤの腕次第なんだが。」そう言って、SナイトSはモーゼルを観た。
「あんなデケー的外さねぇよ。オッサン!」珍しく喰って掛かった。姉のマウザーを目の前で、殺されたのが(生き返ったとはいえ)まだ引っかかているようだ。
俺はSナイトSに尋ねた。
「OK、ナイト兄ちゃんの職人芸をたっぷり見せてもらおう、不発弾の館まで案内を頼むよ、マウザー姉さんがバギーを運転してくれ。砲弾を手に入れたたら、俺とモーゼルとガーランドで山にはいる。」
俺たちは不発弾の館で、材料をたっぷり買い込み、しばらくは砲弾作りにせいを出した。10発の砲弾を作り、俺たちは山に入ることにした。
山頂に登り切った時、サイゴンは現れた。
電光石火。サイゴンが見えた時には、モーゼルは砲弾を発射していた。麻痺ガス弾は命中し、サイゴンの動きは明らかに鈍かった。
動きの鈍ったサイゴンを仕留めるのに時間はかからなかった。
俺たちは山を超え、やっとリッチーに頼まれた目的の店、サースティの酒場にたどり着いた。
そこは荒野にぽつりとたった酒場だが美人の双子のダンサーがいるおかげで、大きな街の酒場みたいに繁盛していた。
俺はダンサーにリッチーから教わった合言葉を告げ、武器を手に入れると、店を後にした。
本当ならドックシステムで飛んで帰りたいところだが、俺たちはバイクを砂漠に走らせた。
それはサースティの酒場で聞いた噂。南の砂漠にクルマが埋まっている。
俺たちは地雷探知機を持っていたので、それで砂漠の中を探すことにした。砂漠といっても狭い範囲なので数日もあれば、噂の真偽を確かめられる。
3日も砂漠をうろついて、飽き飽きしてドックシステムのスイッチを入れようかと考えた時に、モーゼルの歓声が聞こえた。
「コルトの隊長!反応があったぜ!!」
反応があった場所を掘り出すと、無骨な装甲車がそこにあった。
ガーランドが汗を拭いながら言った
「愛称ははどうすんのよ?映画評論家さん」
「エクスペンダブルズ」
俺は答えた。
2012年5月10日木曜日
メタルマックス2: リローデッド―脳内補完Replay・Part8―
アンタレス探しの最中にハトバに立ち寄った時、リッチーに呼び出された。ヒヌケ団の戦力増強の為武器を手に入れてこいという。
お目当てのブツは、同じくバイアスグラップラーに刃向かってる連中が、酒場を装って武器を密売してるのでそこで手に入れられる。
しかし問題は、その酒場があの山を超えた、更に北の荒野にあることだ。俺はあのサイ―賞金12,500の賞金首サイゴンの事を―俺達がどんな風に殺そされ、バギーの修理代がいくらだったかをリッチーに説明し、しばらく時間をくれと言った。
俺達は一旦ヌッカの地下酒場で全員で話し合った。ベロベロに全員が酔っ払う前に決まったことは、戦力増強の為、二体の賞金首をとる。(賞金4500Gのデスペロイドと賞金6000Gのアダムアントだ)
次にハンターオフィスで出されている依頼を受け金を稼ぐ。ハンターオフィスでは賞金の支払い以外にも仕事をしている。荒事を得意な連中を村人や町人が必要とした時、オフィスに行き賞金稼ぎ達を雇うのだ。
俺達は、翌日二日酔いが収まるとデスペロイドの追跡に入った。メンバーは俺、ガーランド、モーゼル。エルニニョの近くに出没する。一週間ほど粘ったら奴を発見した。
デスペロイドは馬鹿でかいロボットタイプだが、殆ど骨格しかないので背の高い骸骨に見える。しかし動きは素早く、四本の手にもった銃は拳銃タイプだが、俺達人間から見れば50口径を遥かに越えるサイズで、高速射砲に見える。それを凄まじい速さでぶっ放しまくる。多くの賞金稼ぎはそれでミンチにされた。俺達は違ったが。
俺はバイクでその銃撃の嵐を躱しながら、電撃銃を撃った。モーゼルもバギーの砲を撃ちまくっていた。ガーランドはその合間を縫って―というより全く気にもとめていないようも見えるが、デスペロイドに拳や力任せに鉄パイプを叩きこみ、奴の身体をヒシャゲさせると、次の瞬間には消えていた。
デスペロイドは直ぐに屑鉄に変わった。
奴は殺した人間の武器―とくに銃を収集する癖があったようで、屑鉄の中から一丁の拳銃が出てきた。そいつは大破壊後のコピー品などではなく、破壊前の技術で極めて精巧に作られた銃だ。全ての部品が精密に作られ、それはどんな液体よりも滑らかに動いた。一段撃ち始めればまるでマシンピストルのようなスピードで弾丸を発射することが出来た。その銃にはKimber と刻印がされていた。
次の標的は6000Gアダムアント―だが居場所が全くわからない。俺達はまたハンターオフィスの依頼なんかをこなしながらアダムアントの情報を集めたが、奴の居場所はわからなかった。
ハトバの男から、西の森の狂暴な犬・チワワを殺す依頼を受けた。俺達はチワワを何とか片付けたが、その時犬の強さを思い知らされた。
以前に、森の南にある犬の村に訪れた時、犬を仲間に出来たがしなかったのは、間違いだったようだ。俺達は直ぐに犬の村を訪れポチという戦闘犬を新たな仲間として迎え入れた。
それからしばらくして、ある時マドの村の復興のための木材集めを手伝っている時に、ハトバの西の森の廃屋にドデカいアリの巣穴を発見した。俺達はその木材集めを手伝ったあと再び穴に入った。
巣穴の奥にはクルマもバイクもはいれないので、侵入メンバーは俺とレスラーのガーランドとナースのレミントンに決まった。
アリばかりの巣穴を進んで行くと、黄金の巨大なアリ・アダムアントがいた。それに凄まじい数の蟻たち。
俺達は炎と弾丸と毒ガスをトンネルの中に撒き散らし、何十体ものアリを殺した。
殺しても殺してもアダムアントが奇妙な声を上げるとアリは出てきた。キリがないさっさとアダムアントを殺して引き上げなきゃいずれこっちの体力が尽きるだろう。
雑魚アリの毒ガスにレミントンに任せ、俺とガーランドはアダムアントに集中攻撃をかけた。
ガーランドの連続攻撃がアダムアントの固い革を凹ます度に、聞くに堪えない悲鳴を上げていたが、その悲鳴もガーランドが奴の頭を叩き潰した時に止まった。
メタルマックス2: リローデッド―脳内補完Replay・Part7―
ハトバ一帯のモンスターを狩りながら、俺たちは北上を続けた。
アズサと言われる高架を利用して作られた老人だけの町にたどりついた頃は、戦車のエンジン、砲、機銃もモンスターから拾ったものや購入したものに変え、大分強化されていた。
アズサの北東には山があるが、その山は道が整備されているのでクルマで越えることが出来る。俺とマウザー、モーゼル姉弟は、山を超えようと道を進んでいった。
直ぐにモンスターが襲いかかってきた。巨大な砲台を背負ったサイだ。背中にびっしりツノが生えている。あとでそれがツノではなくミサイルだとわかった時には、バギーの装甲タイルが全て吹き飛び炎に包まれていた。
その時には俺はすでにサイの砲弾で吹き飛ばされた所を、サイに体当りされツノで突き上げられ、宙をくるくると舞いながら地面に叩き付けられ、立ち上がることも出来ず、心臓が停まるのを待っていた。
その時には、マウザーは既に死んでいた。のだろうモーゼルがバギーから飛び出し泣きながら銃をぶっぱなしていた。そこで俺の意識は消えた。
今は、マドのガレージの二階その話を肴に姉弟と酒を飲んでいる。五体満足で。
3時間ほど前―最初に気がついたときは、俺の目の前にイカにもイカレタ学者風のジイさんがたっていた。
ジイさんはDrミンチと名乗った。死人を蘇らす研究をしており、その研究材料としてたまたま俺たちは運び込まれた。マウザーとモーゼルも直ぐに生き返らせてくれた。何か特殊な電流を流し身体の細胞を一気に活性化させるようだ。回復ドリンクやエナジードリンクと同じことなのだろうがその効果が桁違いだ。
しばらくはあの山に遠いところで、戦力をあげる事に専念することを俺たちは決めた。
ふとマドの村の東側には行ったことがない事を思い出し、そっちを探索することにした。
今まで気が付かなかったが、山間にトレイダーのキャンプを見つけた。キャンプの敷地に入るとレスラーらしき大男が、バイクを買わないかと、俺に声を掛けてきた。
値段は1000G。今の俺達にとってはハシタ金だ、俺はバイクを大して見もせず金を渡した。
男はバイクを残して直ぐに消えた。
残されたバイクは、真っ黒で、エンジンタンクにのみ黄色く太い曲線のラインが入っていた。武装は一切ない。作られてから大分時がたっているが、試し乗りすると全て滑らかに動き頼もしかった。
俺はまた大破壊前の映画のに出てきた男をバイクから連想した、その男も古く黒く頼もしかった。俺はこのバイクの愛称を“RONIN”と決めた。
俺はバイクに乗り、更に東に進んだ。山に囲まれ谷のようになった所に、酒場が一件たっていた。こんな所に誰が客が来るのかと思ったが、中に入ると客は思ったよりも多かった。流れ者やココら辺の連中が来ているらしい。マドの村の酒場が人間狩りに潰されたからその客も流れてきてるようだ。客の一人が言うには、昔はスナザメから逃げてココに逃げ込んだ客も多かったらしい。
その中の一人の足を引きずって年を喰った戦車乗り風の男が俺に声をかけた。その男は俺たちがスナザメを仕留めたのを知っているふうだった。
その男は俺たちにあるモンスターを仕留めればバイクを1台くれてやるという。この男も昔賞金稼ぎでそのサソリ型のモンスター・アンタレスにカリがあるという。バイクは白くゴテゴテしてあまりきに喰わなかったが、この男の頼みを聞いてやることにした。男はそのバイクでといので俺はバイクにのり、ハトバの北に向かいアンタレスを探した。
3日ほど探しまわるハメになったが、俺達は首尾よくアンタレスを仕留め、バイクを正式に譲り受けた。俺はこのバイクを観た映画を思い出し、愛称は“ターミネータ”とした。
アズサと言われる高架を利用して作られた老人だけの町にたどりついた頃は、戦車のエンジン、砲、機銃もモンスターから拾ったものや購入したものに変え、大分強化されていた。
アズサの北東には山があるが、その山は道が整備されているのでクルマで越えることが出来る。俺とマウザー、モーゼル姉弟は、山を超えようと道を進んでいった。
直ぐにモンスターが襲いかかってきた。巨大な砲台を背負ったサイだ。背中にびっしりツノが生えている。あとでそれがツノではなくミサイルだとわかった時には、バギーの装甲タイルが全て吹き飛び炎に包まれていた。
その時には俺はすでにサイの砲弾で吹き飛ばされた所を、サイに体当りされツノで突き上げられ、宙をくるくると舞いながら地面に叩き付けられ、立ち上がることも出来ず、心臓が停まるのを待っていた。
その時には、マウザーは既に死んでいた。のだろうモーゼルがバギーから飛び出し泣きながら銃をぶっぱなしていた。そこで俺の意識は消えた。
今は、マドのガレージの二階その話を肴に姉弟と酒を飲んでいる。五体満足で。
3時間ほど前―最初に気がついたときは、俺の目の前にイカにもイカレタ学者風のジイさんがたっていた。
ジイさんはDrミンチと名乗った。死人を蘇らす研究をしており、その研究材料としてたまたま俺たちは運び込まれた。マウザーとモーゼルも直ぐに生き返らせてくれた。何か特殊な電流を流し身体の細胞を一気に活性化させるようだ。回復ドリンクやエナジードリンクと同じことなのだろうがその効果が桁違いだ。
しばらくはあの山に遠いところで、戦力をあげる事に専念することを俺たちは決めた。
ふとマドの村の東側には行ったことがない事を思い出し、そっちを探索することにした。
今まで気が付かなかったが、山間にトレイダーのキャンプを見つけた。キャンプの敷地に入るとレスラーらしき大男が、バイクを買わないかと、俺に声を掛けてきた。
値段は1000G。今の俺達にとってはハシタ金だ、俺はバイクを大して見もせず金を渡した。
男はバイクを残して直ぐに消えた。
残されたバイクは、真っ黒で、エンジンタンクにのみ黄色く太い曲線のラインが入っていた。武装は一切ない。作られてから大分時がたっているが、試し乗りすると全て滑らかに動き頼もしかった。
俺はまた大破壊前の映画のに出てきた男をバイクから連想した、その男も古く黒く頼もしかった。俺はこのバイクの愛称を“RONIN”と決めた。
俺はバイクに乗り、更に東に進んだ。山に囲まれ谷のようになった所に、酒場が一件たっていた。こんな所に誰が客が来るのかと思ったが、中に入ると客は思ったよりも多かった。流れ者やココら辺の連中が来ているらしい。マドの村の酒場が人間狩りに潰されたからその客も流れてきてるようだ。客の一人が言うには、昔はスナザメから逃げてココに逃げ込んだ客も多かったらしい。
その中の一人の足を引きずって年を喰った戦車乗り風の男が俺に声をかけた。その男は俺たちがスナザメを仕留めたのを知っているふうだった。
その男は俺たちにあるモンスターを仕留めればバイクを1台くれてやるという。この男も昔賞金稼ぎでそのサソリ型のモンスター・アンタレスにカリがあるという。バイクは白くゴテゴテしてあまりきに喰わなかったが、この男の頼みを聞いてやることにした。男はそのバイクでといので俺はバイクにのり、ハトバの北に向かいアンタレスを探した。
3日ほど探しまわるハメになったが、俺達は首尾よくアンタレスを仕留め、バイクを正式に譲り受けた。俺はこのバイクを観た映画を思い出し、愛称は“ターミネータ”とした。
メタルマックス2: リローデッド―脳内補完Replay・Part6―
腹に4つのでかい穴があいたスナザメの横でモーゼルが踊っていた。ガーランドは満足気にスナザメからとった鉄のフカヒレを見ていた。俺はゴーグルで画象やDNA情報をとったり、賞金を貰うのに必要な処置をした。
賞金を貰ったあと、皆で話し合った結果、商売の拠点を移すことになった。
エルニニョの北にはハトバと呼ばれる町があり、更にその向こうは荒野が広がっている。しかしエルニニョとハトバと間には河がある。西にデカイ橋がありクルマでも渡河が可能だ。
問題がひとつ有るとすれば、そこをバイアスグラップラー共が占拠し遮断していることだ。
俺たちはスナザメ撃破に気がでかくなっていたので、全員一致でこれを突破することにした。
チームは俺とガーランド、バギーにモーゼル。橋につくと青い装甲車が二台、お決まりのグラップラープロテクターを着たチンピラが二人ほど橋を塞いでいた。
こっちに何か叫んでいたがよく聞こえなかった。モーゼルがバギーに37ミリ砲をぶっぱなしたからだ。装甲車は全面にでかい穴があいた。
慌てる歩兵に俺は散弾を浴びせた。奴らのプロテクターはまるで役に立たなかったようで、二人共倒れた。
ガーランドはいつの間にか穴のあいた装甲車の直ぐ側にいた。穴に向かって炎を噴いた。中で悲鳴が上がった頃には、ガーランドの姿は消えていて、何かに引火したらしく装甲車は吹き飛んだ。
もう一台の装甲車の大砲が―やっと火を吹きバギーの装甲タイルを吹き飛ばしたが、モーゼルは怯みもせず反撃して、装甲車を鉄の塊に変えた。
橋のたもとにあった詰所から、二人のグラップラーが飛び出してきたが、この惨状を見て銃をすて橋を全速力で逃げ出した。俺とモーゼルがショットガンと機銃を撃ちまくったが、当たらなかった。
橋の途中で奴らは突然、河に飛び降りた。俺は橋から身を乗り出して下をみる。
いつの間にか、巨大な航空母艦とも潜水艦とも見える軍船がいた。奴らは甲板に着地し、こっちに手を振りながらハッチに入っていった。命拾いしたようだ。
その巨大な軍船が橋の下を通過したくらいに、突然ハッチが開き、2つの黒い燃え滓が河に放り込まれた。あの燃え滓には見覚えがあった。
ハッチから直ぐに青い何かが飛び出して、甲板の一番前に立った。
そいつは橋の上の俺を見上げた。ちょうど太陽を背にしているのでこちらは逆光で見えないはずだが、奴は―テッド・ブロイラーはあの目で、俺の目を見ていた。
俺たちは軍船を見送ったあと、ハトバの町に入った。しばらくはここ拠点に周りのモンスター狩りを続けることになった。
賞金を貰ったあと、皆で話し合った結果、商売の拠点を移すことになった。
エルニニョの北にはハトバと呼ばれる町があり、更にその向こうは荒野が広がっている。しかしエルニニョとハトバと間には河がある。西にデカイ橋がありクルマでも渡河が可能だ。
問題がひとつ有るとすれば、そこをバイアスグラップラー共が占拠し遮断していることだ。
俺たちはスナザメ撃破に気がでかくなっていたので、全員一致でこれを突破することにした。
チームは俺とガーランド、バギーにモーゼル。橋につくと青い装甲車が二台、お決まりのグラップラープロテクターを着たチンピラが二人ほど橋を塞いでいた。
こっちに何か叫んでいたがよく聞こえなかった。モーゼルがバギーに37ミリ砲をぶっぱなしたからだ。装甲車は全面にでかい穴があいた。
慌てる歩兵に俺は散弾を浴びせた。奴らのプロテクターはまるで役に立たなかったようで、二人共倒れた。
ガーランドはいつの間にか穴のあいた装甲車の直ぐ側にいた。穴に向かって炎を噴いた。中で悲鳴が上がった頃には、ガーランドの姿は消えていて、何かに引火したらしく装甲車は吹き飛んだ。
もう一台の装甲車の大砲が―やっと火を吹きバギーの装甲タイルを吹き飛ばしたが、モーゼルは怯みもせず反撃して、装甲車を鉄の塊に変えた。
橋のたもとにあった詰所から、二人のグラップラーが飛び出してきたが、この惨状を見て銃をすて橋を全速力で逃げ出した。俺とモーゼルがショットガンと機銃を撃ちまくったが、当たらなかった。
橋の途中で奴らは突然、河に飛び降りた。俺は橋から身を乗り出して下をみる。
いつの間にか、巨大な航空母艦とも潜水艦とも見える軍船がいた。奴らは甲板に着地し、こっちに手を振りながらハッチに入っていった。命拾いしたようだ。
その巨大な軍船が橋の下を通過したくらいに、突然ハッチが開き、2つの黒い燃え滓が河に放り込まれた。あの燃え滓には見覚えがあった。
ハッチから直ぐに青い何かが飛び出して、甲板の一番前に立った。
そいつは橋の上の俺を見上げた。ちょうど太陽を背にしているのでこちらは逆光で見えないはずだが、奴は―テッド・ブロイラーはあの目で、俺の目を見ていた。
俺たちは軍船を見送ったあと、ハトバの町に入った。しばらくはここ拠点に周りのモンスター狩りを続けることになった。
2012年5月8日火曜日
メタルマックス2: リローデッド―Replay・Part4―
ワイルド・バンチを走らせ砂漠を越えてエルニニョに入った。エルニニョの付近で襲ってきたグラップラーを機銃で片付ける。
まずは、戦車のない戦車乗りのモーゼルがバギーに乗れるならと仲間になった。モーゼルは19歳で、15年前に人間狩りにあい修理工だった父親は殺された。
それから姉貴が親の跡をつぎモーゼルを育てた。モーゼルはそのことは、ほとんど覚えていないが戦車乗りになり奴らに借りを返す為、故郷を出た。姉に面倒をずっと見てもらってたせいか、俺よりもガキっぽかった。赤毛で背が少し低い為余計そう見えた。
その姉貴―マウザーというが、モーゼルを心配してやはり一緒に故郷を出た。モーゼルより9歳年上で、同じ赤毛のショートヘア、きつい目をしているが美人で、モーゼルよりも背が高い。いかにも姉貴という感じで、メカニックの腕もよさそうだ。
ナースのレミントン。40歳で髭面の大男だ。目が細くやさしそうに笑う。レミントンは有る村で医者でだった妻と病院をやっていたが、ある日レミントンが薬を買い出しから戻ると村はきれいさっぱり消えていた。あとはもうわかるだろう?
レスラーのガーランド。こいつはレスラーのくせに小柄で女だ。しかし筋肉はまさに鋼そのもの。
ガーランドは恋人を15の時に人間狩りに連れ去られ、レスラーになった。それが8年前だ。
そして最後はアーチストのサタデー・ナイト・スペシャル。SナイトSは幸運なことに今までの人生の30年間まったく人間狩りと関わりがない生活を送っている。人間狩りにはまったく恨みもない。
SナイトSは自分で作った砲弾でモンスターがブっ飛ぶのを見たくてしょうがない。ただそれだけだ。
東洋系の男で面長の顔、黒い長髪の髪を薄汚れた黒いコートに垂らして、サングラスの奥の目はテッド・ブロイラーとはまたちがった狂気に輝いている。
とにかくこれで復讐者たちの同盟をなされた。
それをリッチーに報告すると、リッチーはハヌケ団の一員として認めると言った。
彼らは―ハヌケ団はこの町の人間でグラップラーたちに抵抗している地下組織だ。用があれば俺を使うとリッチーは言った。俺は構わない答えた。
そのあとリッチーは、ヌッカの酒場の場所を俺に教えた。そこはハンターオフィスのある建物の地下にある酒場だが、賞金稼ぎたちの溜まり場になっている。
そこで合言葉を言えば、ヌッカという男が仲間を仲介してくれる。
俺はヌッカの酒場に行き、俺の構想―復讐者の同盟に、賛同しそうな奴らを探した。
人間狩りどもは商売熱心なので、恨みを持ってる奴らは沢山いたが、俺の構想に興味を示すベテラン一人もいなかった。俺みたいな15かそこらのガキが何を言っても戯言に聞こえるだろうからしょうがない。
だが、一週間も通うと、6人の駆け出しが俺の構想に乗ってきた。
まずは、戦車のない戦車乗りのモーゼルがバギーに乗れるならと仲間になった。モーゼルは19歳で、15年前に人間狩りにあい修理工だった父親は殺された。
それから姉貴が親の跡をつぎモーゼルを育てた。モーゼルはそのことは、ほとんど覚えていないが戦車乗りになり奴らに借りを返す為、故郷を出た。姉に面倒をずっと見てもらってたせいか、俺よりもガキっぽかった。赤毛で背が少し低い為余計そう見えた。
その姉貴―マウザーというが、モーゼルを心配してやはり一緒に故郷を出た。モーゼルより9歳年上で、同じ赤毛のショートヘア、きつい目をしているが美人で、モーゼルよりも背が高い。いかにも姉貴という感じで、メカニックの腕もよさそうだ。
ナースのレミントン。40歳で髭面の大男だ。目が細くやさしそうに笑う。レミントンは有る村で医者でだった妻と病院をやっていたが、ある日レミントンが薬を買い出しから戻ると村はきれいさっぱり消えていた。あとはもうわかるだろう?
レスラーのガーランド。こいつはレスラーのくせに小柄で女だ。しかし筋肉はまさに鋼そのもの。
ガーランドは恋人を15の時に人間狩りに連れ去られ、レスラーになった。それが8年前だ。
そして最後はアーチストのサタデー・ナイト・スペシャル。SナイトSは幸運なことに今までの人生の30年間まったく人間狩りと関わりがない生活を送っている。人間狩りにはまったく恨みもない。
SナイトSは自分で作った砲弾でモンスターがブっ飛ぶのを見たくてしょうがない。ただそれだけだ。
東洋系の男で面長の顔、黒い長髪の髪を薄汚れた黒いコートに垂らして、サングラスの奥の目はテッド・ブロイラーとはまたちがった狂気に輝いている。
とにかくこれで復讐者たちの同盟をなされた。
メタルマックス2: リローデッド―Replay・Part3―
RLの仲間を集めなければならない。
俺は戦車には乗らないが、仲間には戦車乗りと戦車を早く加えたい。
移動も楽になるし、はやり分厚い装甲とデカイ大砲と雑魚を薙ぎ払う機銃は、多くの問題を解決してくれるだろう。
しかし戦車乗り探しには、あてがあるにはあった。
イリットの祖父が、俺達と一緒に戦った 戦車乗り 、名はガルシアだったか?―が乗っていたバギーを修理しているのだ。
こいつを譲ってもらい、戦車がない戦車乗りを釣ろうという案だ。
イリットの祖父はメカニックでナイルという。ナイル爺さんはパーツを手に入れるために東の砂漠を縦断してエルニニョという町に向かったという。東の砂漠には勿論モンスターが出るが、数も少なく弱いものばかりなので、俺が単独で旅したとしても大した問題はない。
ただしスナザメと呼ばる賞金2000Gのモンスターいる。こいつは戦車並みのデカさの鮫で砂漠を泳いでいる。こいつに出会ったら今度こそマリアの元に行くハメになる。
しかしデカイ背ビレを出して砂漠を移動するので、見通しのきく砂漠では気をつけてさえいれば、こいつに出くわす心配はまずなかい。
この砂漠を俺はそれなりに安全に移動できるだろうが、年寄りのメカニックにとっては危険な旅と言えるだろう。
俺はイリットから衣類と武器に食料と水とを譲ってもらい、ナイルを追って砂漠に旅立った。
武器は、パチンコ一つ。もちろん子供のおもちゃよりはもっと強力なモノであり、適切な場所にさえ命中させれば、ココらへんに出没するモンスター程度なら一撃で殺傷す事が出来る。
一人で旅をするのは初めてだ。マリアの庇護がない寂しさや不安よりも、産まれて初めての自由である事の高揚感がそれに勝った。
俺は何度かモンスターに襲われ、戦った。
全くの一人で戦うのは初めてだったが、テッド・ブロイラーとやりあった事を思えば何の恐怖も感じなかった。
マリアに教えられた通り、俺は戦った。かすり傷程度は負ったが、多少の戦利品と高揚感とともにエルニニョに辿り着いた。
しかし辿り着いたエルニニョは、最悪の町だった。俺の満足感は、そのまま怒りに変わった。エルニニョにはそこら中にバイアスグラップラーがいた。
ナイル爺さんを探しながら、町の様子を探る。どうもこの町は、バイアスグラップラーの下っ端共に支配されているようだ。
流石にデカイ町だけあって(マドの村よりは)、武器も防具もマトモなものが売っていた。
有り金を殆どはたくハメになったが、ショットガンを手に入れた。大破壊前の世界のモノの粗悪なコピー品だが、ポンプアクション式で頑丈の作りだ。散弾をバラ撒くにはそれだけで十分だ。
ショットガンを手に町をぶらついていたが、どうやらナイルの爺さんはとは入り違いになったようだ。
町で一番目立つ高いビル。そこだけ見物して帰ろうかと思いビルに入ろうとすると、バイアスグラップラーのチンピラが突っかかってきた。逆らえるもんなら逆らってみろと、バイザー越しに馬鹿にしきった目で俺を見ていた。
ショットガンを使いたくてウズウズしていた俺は、そのバイザーに散弾をぶち込んでやった。
奴の息を感じるほどの近さだったので、散弾は大して散らばりもせずバイザーをぶち破って、奴の顔面をメチャメチャにした。俺はたっぷりと返り血を浴び、後悔したがもう遅い。
他のグラップラーどもが集まってくるかと思ったが、何も起きなかった。
近くにいて女にちょっかいを出していたグラップラーがこっちをチラリと観たが、どうでもいいように女の方に視線を戻した。
こんなことは日常茶飯事で、重要な人物でもない限り奴らにとっては仲間が死のうがどうでもういいだろう。多少拍子抜けしその場を去ろうとすると、俺に声を掛けてきた男がいた。
そいつは俺を気に入ったといい、あって欲しい男がいるという。グラップラーをブチ殺したガキを気に入るのなら、会う価値は有るだろう。
そいつにつれられ、あるテントに隠された入り口から、地下に入った。
そこには、疲れきった中年男がいた。口ひげと俺と同じように怒りに満ちた目が印象的だった。
この町にもやはりグラップラーどもを憎んでいる連中がいた。
その男はリッチーと名乗り、グラップラーどもを5人殺せば俺を信用するという。
お楽しみはあとにとっておくとして、俺はナイルの爺さんを追って再び砂漠を渡った。
マドの村に戻ると、ナイルの爺さんがバギーを修理していた。
爺さんは俺を見るともう少しで修理が終わるから、こいつを持って行けという。爺さんは俺のためにこいつを修理してくれた。
何も役に立たなかった俺たちに礼をする為に、爺さんは危険をかけ砂漠を渡りバギーを修理してくれた。
翌日、爺さんに礼を言い、俺はバギーに乗り込んだ。爺さんがバギーに愛称をつけてやれという。
俺はふと思い出した。子供の頃、よくマリアが遺跡から拾ってきたディスクを見せてくれた。
それは物語になっている映像で、大破壊前に全て作られたものだ。映画と言われているものだ。
マリアは映画が好きで、よく映画が入ったディスクを遺跡から回収してコレクションしていた。俺もそれを見るのが大好きだった。
バキーに乗り込み、マリア達を思い出しながら一つの映画を思い出した。その映画は荒くれ者どもが、仲間と信念の為に、有力者に逆らい大銃撃戦をやらかし全員死ぬのだ。
俺は爺さんに言った。「こいつの名前はワイルド・バンチだ」
俺はワイルド・バンチのエンジンをかけた。
俺は戦車には乗らないが、仲間には戦車乗りと戦車を早く加えたい。
移動も楽になるし、はやり分厚い装甲とデカイ大砲と雑魚を薙ぎ払う機銃は、多くの問題を解決してくれるだろう。
しかし戦車乗り探しには、あてがあるにはあった。
イリットの祖父が、俺達と一緒に戦った 戦車乗り 、名はガルシアだったか?―が乗っていたバギーを修理しているのだ。
こいつを譲ってもらい、戦車がない戦車乗りを釣ろうという案だ。
イリットの祖父はメカニックでナイルという。ナイル爺さんはパーツを手に入れるために東の砂漠を縦断してエルニニョという町に向かったという。東の砂漠には勿論モンスターが出るが、数も少なく弱いものばかりなので、俺が単独で旅したとしても大した問題はない。
ただしスナザメと呼ばる賞金2000Gのモンスターいる。こいつは戦車並みのデカさの鮫で砂漠を泳いでいる。こいつに出会ったら今度こそマリアの元に行くハメになる。
しかしデカイ背ビレを出して砂漠を移動するので、見通しのきく砂漠では気をつけてさえいれば、こいつに出くわす心配はまずなかい。
この砂漠を俺はそれなりに安全に移動できるだろうが、年寄りのメカニックにとっては危険な旅と言えるだろう。
俺はイリットから衣類と武器に食料と水とを譲ってもらい、ナイルを追って砂漠に旅立った。
武器は、パチンコ一つ。もちろん子供のおもちゃよりはもっと強力なモノであり、適切な場所にさえ命中させれば、ココらへんに出没するモンスター程度なら一撃で殺傷す事が出来る。
一人で旅をするのは初めてだ。マリアの庇護がない寂しさや不安よりも、産まれて初めての自由である事の高揚感がそれに勝った。
俺は何度かモンスターに襲われ、戦った。
全くの一人で戦うのは初めてだったが、テッド・ブロイラーとやりあった事を思えば何の恐怖も感じなかった。
マリアに教えられた通り、俺は戦った。かすり傷程度は負ったが、多少の戦利品と高揚感とともにエルニニョに辿り着いた。
しかし辿り着いたエルニニョは、最悪の町だった。俺の満足感は、そのまま怒りに変わった。エルニニョにはそこら中にバイアスグラップラーがいた。
ナイル爺さんを探しながら、町の様子を探る。どうもこの町は、バイアスグラップラーの下っ端共に支配されているようだ。
流石にデカイ町だけあって(マドの村よりは)、武器も防具もマトモなものが売っていた。
有り金を殆どはたくハメになったが、ショットガンを手に入れた。大破壊前の世界のモノの粗悪なコピー品だが、ポンプアクション式で頑丈の作りだ。散弾をバラ撒くにはそれだけで十分だ。
ショットガンを手に町をぶらついていたが、どうやらナイルの爺さんはとは入り違いになったようだ。
町で一番目立つ高いビル。そこだけ見物して帰ろうかと思いビルに入ろうとすると、バイアスグラップラーのチンピラが突っかかってきた。逆らえるもんなら逆らってみろと、バイザー越しに馬鹿にしきった目で俺を見ていた。
ショットガンを使いたくてウズウズしていた俺は、そのバイザーに散弾をぶち込んでやった。
奴の息を感じるほどの近さだったので、散弾は大して散らばりもせずバイザーをぶち破って、奴の顔面をメチャメチャにした。俺はたっぷりと返り血を浴び、後悔したがもう遅い。
他のグラップラーどもが集まってくるかと思ったが、何も起きなかった。
近くにいて女にちょっかいを出していたグラップラーがこっちをチラリと観たが、どうでもいいように女の方に視線を戻した。
こんなことは日常茶飯事で、重要な人物でもない限り奴らにとっては仲間が死のうがどうでもういいだろう。多少拍子抜けしその場を去ろうとすると、俺に声を掛けてきた男がいた。
そいつは俺を気に入ったといい、あって欲しい男がいるという。グラップラーをブチ殺したガキを気に入るのなら、会う価値は有るだろう。
そいつにつれられ、あるテントに隠された入り口から、地下に入った。
そこには、疲れきった中年男がいた。口ひげと俺と同じように怒りに満ちた目が印象的だった。
この町にもやはりグラップラーどもを憎んでいる連中がいた。
その男はリッチーと名乗り、グラップラーどもを5人殺せば俺を信用するという。
お楽しみはあとにとっておくとして、俺はナイルの爺さんを追って再び砂漠を渡った。
マドの村に戻ると、ナイルの爺さんがバギーを修理していた。
爺さんは俺を見るともう少しで修理が終わるから、こいつを持って行けという。爺さんは俺のためにこいつを修理してくれた。
何も役に立たなかった俺たちに礼をする為に、爺さんは危険をかけ砂漠を渡りバギーを修理してくれた。
翌日、爺さんに礼を言い、俺はバギーに乗り込んだ。爺さんがバギーに愛称をつけてやれという。
俺はふと思い出した。子供の頃、よくマリアが遺跡から拾ってきたディスクを見せてくれた。
それは物語になっている映像で、大破壊前に全て作られたものだ。映画と言われているものだ。
マリアは映画が好きで、よく映画が入ったディスクを遺跡から回収してコレクションしていた。俺もそれを見るのが大好きだった。
バキーに乗り込み、マリア達を思い出しながら一つの映画を思い出した。その映画は荒くれ者どもが、仲間と信念の為に、有力者に逆らい大銃撃戦をやらかし全員死ぬのだ。
俺は爺さんに言った。「こいつの名前はワイルド・バンチだ」
俺はワイルド・バンチのエンジンをかけた。
2012年5月7日月曜日
メタルマックス2: リローデッド―Replay・Part2―
体は完全に回復した。
ただ目を閉じると、あのテッド・ブロイラーの狂気の目があった。全身にあの時の炎の熱さを感じ、怒りと恐怖で震えた。
イリットは俺に村を案内してくれた。村は見る影もなく破壊されてたはずだが、生き残った村人たちが既に一応の復興作業を終えていた。
最後にイリットは真新しく作られた幾つもの墓標の中で、少し離れた所に立てられた3つの墓標の前に案内してくれた。
その中の一つの墓標には”不死身のマリアここに眠る”と刻まれていた。墓に刻まれた不死身の文字の滑稽さ。
涙は目をつぶるとやって来る、テッド・ブロイラーの目とあの熱さに蒸発したのか、出て来なかった。
俺は奴を殺さねば、永久に眠ることも、育ての母を思って泣く事も出来ない。
不死身と呼ばれ、(そうではなかったが)戦場でその名を知らぬものはいなかった最強のソルジャー。そんなマリアが有らん限りのすべてを尽くして戦い、一矢報いることすら出来ず殺された。その相手を殺す。
俺はソルジャーとしてマリアに育てれ、ソルジャーとして必要な全てを教えられた。奴を殺すには、俺はマリアを遥かに越えるソルジャーにならなければならない。
やるしか無いとつぶやき、俺は墓に背を向けた。
俺には独り立ちした時にやろうと思っていた、ひとつの構想があった。
この賞金稼ぎ家業では大抵の奴らが一匹狼だ。たまに今回のような場合とか、強力な賞金首とやるときは組んだりするが、それは飽くまで一時的なものだ。賞金首を仕留めれば即解散、そうでなければ賞金の配分をめぐって殺し合いだ。
理由は他にも、大人数で旅をするのには食料と水の補給が追いつかないとか色々あるが、とにかく一匹狼が主流だ。
しかし、賞金首は色々な所に潜んでいるし、その種類も多様た。
賞金首に合わせたチームを組んで追跡し、追い詰め、戦わなければならない。
一般的に”戦車とデカイ大砲があればそういった問題は解決する”というのがこの家業の”常識”で、戦車乗りがハンターという俗称で呼ばれ、賞金首稼ぎの代名詞として呼ばれるているのも、その”常識”が広く一般にも浸透しているからだ。
しかしマリアと一緒に幾つかの賞金首を追ったが、戦車の性能が発揮できるような平原を棲家にしている賞金首の方が少なく、ヘタをすれば戦車侵入できない場所に奴らは潜んでいる。
俺の構想は、そういったありとあらゆる賞金首に対応出来るよう大人数のチームを組む。そして賞金首にあわせ戦車、装備、メンバーを編成する。装備や戦車はそのチームで共有する。これで効率的に賞金首を追跡できるし、仕留める確率も上がる。
そして今俺はこの構想に新たなアイディアを加えることにした。肝心の賞金は全て装備の強化につぎ込む。メンバーは全て人間狩りにカリがあるものたちで構成し、バイアスグラップラー共を一匹残らず殺すまで、賞金首を狩り続ける。
俺はこの構想に名をつけた”復讐者たちの同盟・リベジャーズ・リーグ”。RLだ。
メタルマックス2: リローデッド―Replay・Part1―
目が覚めると全てが終わっていた。平和な村に押し寄せた人間狩りどもの戦車たち。俺は母親と他の雇われ賞金稼ぎたちと一緒にそいつらと戦った。
俺の母親がわりだった女、不死身の女ソルジャー・マリア。俺のソルジャーとしての師でもあった。
そのマリアが不死身でもなんでもないただの人間だったのを、目の前で燃え滓になって行く姿を見せられ思い知らされた。俺は燃え尽きていく母親を目の前で見ながら、泣くことさえ許されなかった。俺も同時に燃え尽きようとしていたからだ。
涙を流すどころか全身の血が、水分が、一瞬で蒸発し、燃え滓になって行くのを感じていた。はずだった。
しかし目が覚めた。俺は生き延びた。
恐らくあの灼熱の炎に立ちはだかってくれたマリアが、俺の命を拾ってくれたのだろう。
全身は未だに灼熱の炎の中にいるような痛みを感じながら、奴を思い出した、人間狩りバイアスグラップラーを率いる首魁テッド・ブロイラーを。
青いジャンプスーツに背中に背負った巨大な火炎放射器、道化のようなメイクに真っ赤なモヒカンの巨漢のミュータント。
しかし一番特徴的なのは、あのフザけたメイクでも、名の由来となった火炎放射器でもない。あの目だ。凶暴と狂気で輝くあの目。
俺はあの目に睨まれながら、怯え、悲しみ、やっと泣いた。
誰かが俺の名前・コルト―を呼び、眠れと言った。女の声だ。
その声に安心を覚え、俺の怯えは少し和らいだ。しかし全身は炎に包まれたように熱く、俺を眠らせてくれなかった。しばらくするとその苦痛が怒りに変わっていき、また俺は意識を失った。
再び目が覚めると、少女がいた。
年齢は15才くらいだろか、多分俺と同じ年くらいだろう。美しくはないが愛嬌のある顔に似合った笑顔をして俺を見ていた。
彼女はイリットと名乗り、俺が燃え滓のなりぞこないになった後、何があったかを教えてくれた。(何が起こったかは十分に予測はついていたが)
奴らは邪魔者を燃え滓にした後、村の若者だけを戦車に積み込み―いつも通りの人間狩りを行なって、村を破壊し去っていった。老人たちと、上手く隠れることが出来た若者だけが生き残った。
生き残ったイリットは、雇われた賞金稼ぎの中で、俺だけが生きているのに気が付き、看病してくれた。それが三日前の事だった。二人の女が俺の命を拾ってくれた。
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