2012年5月2日水曜日

人類よ。これ以上、何を望むのだ。

最後の母メムアレフに散々やられた、私は現状の態勢で倒すの諦める。
彼女の物理攻撃、呪殺攻撃、魔法攻撃、ステータス異常攻撃。全てに私達を簡単に全滅させる要素がある。
鎧で物理を防げば弱点の魔法攻撃で消し炭にされるか、呪殺攻撃で一撃必殺。呪殺攻撃を防げる鎧は物理攻撃を防げない。両方防いだとしても、ステータス異常攻撃で同士討ちで全滅。

対策はたった一つ。デモニカのレベルを上げる。彼女との能力の差を埋めダメージを軽減させるしかない。

あれほどの差を見せつけられるとどれだけ上げても、敵うとは思えなかったが、やるしかない。

数時間後―シヴァを召喚できるくらいのレベルになった。それでも全然敵う気がしない。藁にもすがる気持ちでシヴァとヴィシュヌとコウリュウにありったけの御霊を合体させ能力を底上げする。
あとは予備要員にメタトロン、トランペッター、などを強化した。鎧は呪殺・破魔無効だけだが防御が最高のを作った。
全然自信がなかったが再び母に挑んだ。しかし彼女からのダメージは格段に減っていた。強力ではあるがまったく処理できるレベルになっていた。
私はある神にもらった天帝の剣で斬りつけ、ヴィシュヌ・コウリュウ・シヴァはメギドラオンを叩きこみ続ける。消費は激しいが回復のアイテムは有り余っている。
それほどの時間を掛けず母は崩れ落ち、直ぐにまた本来の姿で私に立ち向かってきたが、結果は同じだった。

遂に全ての任務を果たし、人類の文明を救った。あとは宇宙卵を”人類の最良の友・核兵器”でぶっ飛ばし、シュバルツバースを滅ぼすだけだ。そして私たちは、今度こそ、炎の中からエアロスミスをBGMに脱出するのだ。

船に戻ると、直ぐに準備が整った。船をシュバルツバースの中心に突っ込み、船ごと宇宙卵を核爆弾で誘爆させる。私たちは、船を一部切り離し悠々と脱出する。ハルモドキにおまかせだ。
彼は自分ごと、自分のコピーを脱出させず、シュバルツバースとともに消滅するつもりだと私達に話した。自分は人知はるかに超えた知識を知りすぎたので、このまま戻れば、自分が神になってしまうかもしれないとう。そんなのはゴメンだと彼は語った。
考えすぎとも言えなくもない。
どちらにしろ本人がヤルと決めたのだから、私が口を挟む筋合いはない。
彼は私にゴアから受け継いだ力を寄こせという。もう必要がないのでくれてやった。これで地上に戻っても私がモルモット扱いされる心配はないだろう。

彼は私達に別れを告げ、私達を切り離し―シュバルツバースを跡形もなく吹き飛ばした。

私たちは地上に戻った。